beginner
♠初心者入門
ポーカーは覚えるのは簡単ですが、習得するには一生かかると言われるゲームです。
実際、1時間程度の初心者講習を受ければ、熟練のプレイヤーと一緒にゲームに参加することができます。
テキサスホールデムでは、配られた手札を変えられないし、コミュニティカード(ボード)を選んだり交換することもありません。
進行はある程度のディーラーがいれば問題ないですし、プレイヤーができるアクションは6種類しかありません。
ゲームそのものは非常に単純です。
テキサスホールデム
ポーカーには多くの種類がありますが、最も一般的でスタンダードなルールがテキサスホールデムです。
各プレイヤーに配られる2枚の手札と、テーブル中央に公開される5枚の共有カードを組み合わせて、最も強い5枚の役を作ったプレイヤーが勝ちです。
人数
一般的に3名からリングゲームやトーナメントが始まることが多いです。
2名の場合、ヘッズアップと呼ばれてかなり特殊なゲームになるので、2名でスタートすることは稀です。
その場合に、ディーラーがプレイヤーとなって参加するプレイングディーラー(PD)を務めることもあります。
最大人数は、テーブルが2400mm×1200mmのサイズであれば最大10人座れますが、大きな大会や海外のカジノでは9人までが一般的です。
ボタン
多くのトランプゲームや花札などにも「親」がありますが、ポーカーにもボタンと呼ばれる「親」があります。
ボタンには目印として「ディーラーボタン」を該当のプレイヤーの前に置きます。
ボタンのプレイヤーはカードが最後に配られて、アクションも最後に行えるので勝ちやすいポジションです。
ボタンの決め方は、トランプを配りカードの強弱で決めます。
ゲームが終了するとボタンは左隣に移動させます。

ブラインド
ボタンが決まるとゲームが時計回りに進行されますが、テキサスホールデムにはブラインドという、カードが配られる前に強制的に支払う少額のBetをする必要があります。
ブラインドはボタンの左隣の人がスモールブラインド(SB)で、SBの更に左隣がビックブラインド(BB)になります。
一般的にリングゲームではブラインドは固定されていますが、トーナメントでは時間の経過とともにブラインドが上がっていきます。
ポーカーでは、自分の持ちチップ(スタック)をBBで割ることで何BB持っていると表現します。

ポジション
BTN・SB・BBが決まると、その左隣がアンダーザガン(UTG)と呼ばれます。
ボタンの右隣りがカットオフ(CO)で、更に右隣がハイジャック(HJ)と呼ばれます。
ポーカーでは、最後にアクションをするBTNが一番有利ですが、BTNに近いポジションをインポジションと呼び、逆にSBに近いポジションをアウトポジションと呼びます。
特に最初のラウンド(プリフロップ)で最初にアクションをするUTGは、最も不利なポジションと言われています。

ラウンド
最初にSBからカードを配りますが、全プレイヤーに2枚のカードを配った状態を「プリフロップ」と呼び、ここからゲームが始まります。
カードを配られたプレイヤーのSBとBBは既に強制でBETしているので、UTGからプレイヤーがアクションをします。
全てのプレイヤーのアクションが終わると、次にコミュニティカードを3枚オープンしますが、そのラウンドを「フロップ」と呼びます。
「フロップ」ラウンドの全てのプレイヤーのアクションが終わると、コミュニティカードを1枚オープンする「ターン」ラウンドです。
最後にコミュニティカードを1枚オープンする「リバー」ラウンドで終了し、ここでも勝負が決まらないと「ShowDown」でハンドをオープンします。
リングゲームの場合「ShowDown」時に残りのカードを2回オープンする「トゥワイス」というルールもあります。

役の強さ
役の強さは、7枚のカードで出来る確率が低い順に強くなります。
同じ役であれば、数字の強い順(弱2-A強)で勝負が決まりますがマークによる強弱はありません。
マークによる強弱が無い為に、チョップと呼ばれる「引き分け」があります。
ストレートやフラッシュなどで後1枚で完成する状態を「ドロー」と呼び、「ドロー」の状態でBetやRaiseをすることを「セミブラフ」と言います。
コミュニティカードを含めた7枚のカードなので、ハンドより強い役がボードで作られるとハンドを打ち消されて、チョップになることもあります。
【1】ロイヤルフラッシュ(0.0032%)
同じマークでT-Aのストレート

【2】ストレートフラッシュ(0.027%)
同じマークのストレート

【3】クアッズ(0.16%)
7枚の内4枚が同じ数字のカード

【4】フルハウス(2.6%)
2枚の同じ数字と3枚の同じ数字の組み合わせ

【5】フラッシュ(3.25%)
同じマークが5枚以上

【6】ストレート(4.62%)
2-Aの数字が5枚以上並ぶ
Aは2とKでストレートになる可能性がある(QKA23のストレートは役ではない)

【7】スリーカード(4.83%) ※手札2枚の場合「セット」
7枚の内3枚が同じ数字のカード(2組できた場合は数字の強い方が勝ち)

【8】ツーペア(23.5%)
2枚の同じ数字が2組の組み合わせ(3組できた場合は数字の強い2組が勝ち)

【9】ワンペア(48.74%)
7枚の内2枚が同じ数字のカード

【10】ハイカード(17.14%)
上記の役が何もない状態はカードが強い順(2-A)
アクション
プレイヤーがラウンド毎に出来るアクションは6種類しかありません。
- Fold(フォールド):ハンドを捨ててゲームを放棄する。
- Bet(ベット):そのラウンドで誰もBetしていない場合で、自身が最初にチップを賭ける。
- Raise(レイズ):前のプレイヤーがBetしている場合に、さらに上乗せしてチップを賭ける。
- Call(コール):前のプレイヤーのBetやRaiseに対して同額のチップを賭ける。
- Check(チェック):そのラウンドで自分より前にBetされていない時にパスをする。
- All-in(オールイン):持っている全てのチップを賭ける。
リバーまで勝負がつかない場合はShowDown(ショウダウン)となって、残ったプレイヤーはハンドをShowして役の強さで勝負します。
ShowDownの場合は、最後にアクション(BetやRaise)したプレイヤーは手札を見せますが、以降は左隣に順にShowしていきます。
最終ラウンドでアクション(BetやRaise)が無かった場合は、ボタンの左側のプレイヤーから順にShowします。
その時に、最初のプレイヤーじゃない場合で、手札を見せたくない場合にはマック(手札を見せないで伏せたまま捨てること)ができます。
勝ち方
ポーカーの勝ち方は2種類しかありません。
■ShowDownで勝つ
- 自分が強い役で勝つ(バリュー)
- 相手のブラフを見破る(ブラフキャッチ)
■相手をFoldさせて勝つ
- 自分のブラフで勝つ(ブラフ)
自分が強い役なのに相手がFoldしてしまうと最大利益にならないので、自分の役が強い場合は出来るだけポットを膨らませて、ShowDownまで持って行くことで利益が最大となります。
詳しくは戦略ページを参考にして欲しいのですが、非常に単純ですが、これが奥が深くて面白いです!
ルール
一般的にTDA(TOURNAMENT DIRECTORS ASSN)と呼ばれている、2001年に設立されたポーカー業界の任意団体が制定しているルールを採用している大会が多いです。
ポーカーツアーズでもTDAに則り進行をします。
ここで、概念の1番にあるルールが「フロアは、ゲームにとっての最善の利益と公平性を最優先に意思決定する。通常とは異なる状況では、公平性を考慮した常識的な決定が、技術的なルールよりも優先されることがある。フロアの決定は最終となる。」とあります。
要するに、最終的にフロア(各ポーカールームの店長や責任者)の決定が最終となるので、TDAと違った判断をフロアがしてもTDAとしては異論がないということ。
とても細かく設定されているので、上手くなりたい人は一度は目を通すと良いです。
マナー
ポーカーツアーズでも以下のマナーを遵守して頂いています。
特にハンド批判についてはトラブルの原因になるのでご理解をお願いします。
自分の思い通りのプレイを相手がしなかったからという事で、セオリーや理論を教えるのは大きなお世話であり、ちょっと慣れてきた初心者が超初心者にやりがちな、感情的で「はずかしい行為」です。
基本は聞かれたら応答すれば良いのであって、相手が勝った場合は「ナイスハンド!」が理論的な思考です。
まずは上の6つのマナーを意識すると、どこでもプレイすることが出来ます。
- ハンド批判:聞かれてもいないのに、他人のプレイラインやベット額について文句や理論を高説しない。
- フォールド後の発言禁止:ハンドを捨てた後に、そのゲームが終了するまでは内容やアドバイスを言わない。
- 立場の尊重:苦情はプレイヤー同士で話をせずにディーラーに進言をして判断を委ねる。ディーラーへの苦情はフロアへ進言する。
- 発声優先:コールやレイズなどのアクションは言葉で明確に伝える。無言でチップを出すとトラブルの元。
- スロープレイの禁止:勝っているハンドを持っていて、悩む素振りをして相手を焦らせる行為は厳禁。
- ストリングベットの禁止:チップを一度にまとめて出さず、複数回に分けて出す行為は禁止。レイズ時は1回でチップを出すか、額を声に出す。
- 順番を守る:自分のアクションの番が来るまで待つ。他人のプレイ中にチップを置かない。
- タイムバンクカード:ギリギリのタイミングでアクションをしない。
- チップの扱い:20枚単位にして、高額チップを後ろに隠さずプレイヤー全員が見える位置に置く。
- カードの扱い:カードは常にテーブル上で片手で扱う。手で隠したりテーブルから外へ出さない。見せびらかさない。カードを投げない。ShowDown時に1人に見せたら全員に見せる。
- 飲食:カードやチップを汚さないように配慮。